”シャイニング・レゾナンス リフレイン”レビュー。終わってみればいい印象。ここからシリーズを追うのもまた一興?

ゲーム
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セガ60周年記念として、様々な作品がセールされていました!

そして!なんと70%OFFという破格な値段で本ゲームが売られていました!

シャイニングシリーズは未プレイだったのでちょうどいい機会でしたね。

とにもかくにも、セガ60周年おめでとうございます!

というわけで、今回はシャイニング・レゾナンス リフレインについて、8つの観点からレビューいたします。

「このゲームっておもしろいの?」「これだけは知っておけって予備知識はある?」といった未プレイの方から、「他の人は遊んでみてどう感じたんだろう?」という既プレイの方まで、楽しく読むことが出来たらと思います。

それでは張り切っていきましょう!

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 パラメータ

シャイニング・レゾナンス リフレインの情報は以下の通りです。

発売年:2018年(リメイク前:2014年)

ジャンル:RPG

プラットフォーム:PS4、Switch、PC(Steam)

メーカー:SEGA

 やり込み具合 2.5

難易度 カジュアル

カジュアルでも普通に中ボスで全滅したので、これで良かったです。

プレイ時間 30時間

◆後述しますが、特定のキャラの強制戦闘があり、育成のために多くの時間を割きました。それがなければ25時間には収まってたかなぁ。

 ストーリー  2.5

正確なあらすじは公式サイトWikiに任せるとして……私がネタバレせずに紹介するなら?という文章です。

・伝説の竜をその身に宿した少年が主人公だよ!

・帝国が侵略してきた!他の竜奏騎士<ドラグナー>と一緒に撃退しよう!

・仲間とどんどん仲良くなろう!

ドラグナーと聞いたとき、スパロボ脳だった私は「夢色チェイサー」が思い浮かびました(笑)。分かる人には分かって欲しい!

さてストーリーについてですが、残念ながら深みはあまり無いです。

ラノベ的な展開ともいいますか、次の展開が分かってしまうんですよね。

まぁ、裏返せば王道ということで、安心してプレイできるというメリットを生み出しているのかなとも思います。

 キャラクター 4.0

ストーリーが王道なので、こちらも分かりやすいキャラクターでガッチリ固めた印象。どのキャラクターもわかりやすく、好ましいですね。

お気に入りキャラはマリオンでした。戦闘で使いやすく、B.A.N.D(特殊強化演出)では可愛く、気付けばキリカより使用頻度が高かったです。

沢城さんの少女ボイスは魅力的でした。

 ギミック   2.0

オリジナルorリフレインモード

さぁゲーム開始、というところでオリジナルモードリフレインモードの選択画面が出ます。

(いやいやリフレインモードでよくないか?なんでリメイク前のモードで遊ぶねん)と思いつつ選択すると、「2週目としてお楽しみいただけるモードです」と説明が出ます。

セガは2週目に遊んで欲しいようですが……念の為ググったところ、1週目からリフレインモードでOKと判明したので、こちらでプレイしました。

中ボス戦のハードルの高さ

やり込み具合でも触れましたが、普通に中ボス戦で死にます。

本ゲームはレベルに差があると途端に無理ゲーと化すので、積極的に雑魚を狩る必要があります。

なので、メインで使用するキャラは適正レベルになりますが、ここで落とし穴。

控えキャラへの経験値供給無し

デフォルトでは控えメンバーへの経験値供給は無いです。とあるアイテムを合成し、装備させたら経験値が入るようになります。

しかし、敵からのレアドロップ3つ集めてようやく一人分が作れます。「盗む」が使えるキャラもいますが、やっている途中で急に馬鹿らしくなりました。

強制戦闘はNO!!!!

物語を8割方消化したタイミングくらいでしょうか。

男性2キャラのみで初めて強制戦闘があります

1回も使用してないので唖然としましたよ。強制戦闘なんてあんのかーーーーい!ってね。

結局この2キャラを育成するため、延々と雑魚狩りに勤しむ苦行を強いられました。

そもそも、こんな後半で特定キャラの強制戦闘があるなんて頭にありません。

各キャラ小出しに強制戦闘を作り(あ、これみんな育てないといけないんだろうな。どうせ使うんだろう)と思わせないと駄目です。

それか、控えにも無条件に経験値を与えるシステムならば、それでこのシーンは問題なく進む話でした。

レベルが物を言うゲームで、育成に制限をかけ、終盤でいきなり強制戦闘なんて事をしたのはただただ残念でした。

デートシステム

ある意味、本ゲームの一番のキモですねぇ!!

その名の通り、夜中にお喋りする約束ができたり、自由時間に各キャラと街中を巡ることができます。

そうして親交を深め、最後の決戦前に意中の人を決めることで、そのキャラとのエンディングを迎えることができます。男性キャラとは友情エンドですね。

こういった、仲間と自発的に親交を深めるゲームは色々あると思います。

私はプレイ中に「ペルソナ」や「グローランサー」を思い出しました。今思い返せば「サクラ大戦」にも通じるかなぁ。

これらのうち、一つでも好きなタイトルがあれば、本ゲームをプレイすることをお勧めします。

 グラフィック 3.5

キズナダイヤグラム

本ゲームシステムの一つに「キズナダイヤグラム」がありますが、そこでデフォルメキャラが描かれています。

このシステムは、パーソナリティというキャラクター毎の特性を付け替えることで、キャラクター間の関係性を自分好みにカスタマイズできる、というものです。

パーソナリティを変更するとコロコロ表情が変わり、非常にかわいいですよ。

このシステムの重要性などは正直良く分からなくてもクリアできたので、全員仲良くでもバチバチの三角関係でも、好きなようにカスタマイズするといいですね。

また、イベントスチル(一枚絵)もありますが、エンディング時のが多い&色々ネタバレになりそうな部分が見えるので割愛します。めっちゃ好みの絵柄でした!キリカさん……結構大きいんですね……

 音楽     3.5

お気に入りキャラクターのところで出てきたB.A.N.Dですが、発動するとBGMが変化します。

この曲好きなんだけどなー、タイトルも分からないので残念。

他のシャイニングシリーズはAmazonMusicにあるので、いつか追加があるのではと期待しています。

他にもフィールドや街の曲が耳に心地よく、ずっと聴いていられました。

 まとめ    3.5

最後に良かった点と悪かった点、こんな人におススメを紹介します。

良かった点

・キャラデザ(イラストやキャラクターの性格・性能・役割といったもの全体を含め)

・複雑すぎないストーリー

・心地よい音楽

悪かった点

・強制戦闘

・控えキャラの育成がしにくい

・3Dグラフィックにした時のキャラクターが若干チープ

こんな人におすすめ!

・シャイニングシリーズに興味ある人

・キャラクターに惹かれた人

・ペルソナやサクラ大戦のように、仲間と親交を深めたい人

ギミックでは手厳しい事を書きましたが、それでも終わってみれば良い点ばかりが思い起こされます。

特に、ギミックで書いたデートシステムが思っていた以上にイベントが多かったので満足でした。

とにかく、強制戦闘のせいで数時間余計に費やしたということが一番のマイナス点だったため、これからプレイする人はその点対策しておけば好印象で終わるのでは?と思います。

この作品を起点にして、他のシリーズに手を出してもいいかなと思える出来栄えでした。

さてまずはPSP3作から……

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