“Little Witch Nobeta(リトルウィッチノベタ)”レビュー。各要素を高レベルで纏め、アーリーアクセスでも侮れないアクションゲーム

ゲーム
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

知人と電話しながらSteamを漁っていた時に目に付きました。

イラストがかわいく、評判がよく、そして安い。

結果としては”買い”でしたね。

こんにちは、管理人のわたゲです。

今回はLittle Witch Nobeta(リトルウィッチノベタ)について、8つの観点からレビューいたします。

「このゲームっておもしろいの?」「これだけは知っておけって予備知識はある?」といった未プレイの方から、「他の人は遊んでみてどう感じたんだろう?」という既プレイの方まで、楽しく読むことが出来たらと思います。

それでは張り切っていきましょう!

スポンサーリンク

 パラメータ

リトルウィッチノベタの情報は以下の通りです。

発売年:(アーリーアクセス版)2020年

ジャンル:アクションゲーム

プラットフォーム:PC(Steam)

メーカー:個人(PUPUYA GAMESとSimon Creativeの共同)

 やり込み具合 2.5

総プレイ時間:20時間程度

ADVANCEDで最終戦まで行きましたが、どうしてもクリアできずSTANDARDにしました。

最終戦は第二形態が存在し、ADVANCEでは連続戦闘なんですよね……STANDARDでは死んでも第二形態から始められます。

第二形態を倒すための経験値稼ぎで大分時間とられました。

いくら難しいゲームとはいえ、人によっては評価が分かれると思います。

 ストーリー  2.0

正確なあらすじは公式サイト(Steamサイトはこっち)やWikiに任せるとして……私がネタバレせずに紹介するなら?という文章です。

・少女ノベタが古城に一人立ち向かうよ!

・彼女は自分自身のことについて知りたくて、一人中に入るよ!

・途中で会った黒猫ちゃんと一緒に、玉座を目指すよ!

城探索を進めるうち、徐々に世界観が分かる流れです。

まだ未完成なので、掘り下げが甘いです。

 キャラクター 3.0

何も知らない少女、ノベタ。そして黒猫との関係性。

最初プレイヤーは置いてきぼりですが、少しづつ判明していきます。

まっすぐ玉座を目指すのかと思いきや寄り道してしまったり、ノベタの自発的行動にも要注目ですね。

そしてノベタの前に立ちふさがるキャラクターも、彼女と何か関係があるような、ないような……ここら辺はパズルのピースが足りない感じがしました。

 ギミック   4.0

ソウルライクとほんの少しACの香り

本作は、巷ではソウルライクなゲームと言われます。

ダークソウルやデモンズソウルをやり込んではいないので、詳しくは言えませんが……ソウルライクの定義は曖昧ですね。以下の要素を含めばそう言われる可能性が高いです。

ピンと来ない方は、「死んで覚えるゲーム」といえばなんとなく分かるかもしれませんね。

  • 探索要素あり
  • 殺意の高い敵配置
  • ボスの一撃が重い(場合によっては即死)
  • リスポーンして何度でも蘇ることが前提

はい、見事に全部当てはまりますね。

では、ソウルシリーズがクリアできない人は遊ばないほうがいいのか?といいますと、これは全然違います。

何を隠そう、ソウルシリーズが苦手な私でもクリアできました。

世間では可愛い見た目をしながらも、がっつりソウルライクなゲームとして認知されていますが、私はアーマードコア(以降ACと略。特に4系)の側面もほんの少しある……かな?どうかな?と感じました。

魔法がマシンガンやショットガン、グレネードランチャーをモチーフにしてるようなんですよね。

また、後述する回避がヤミツキになる点もAC4系を想起させたのかな、と感じます。

豊富な魔力回復手段

回避で魔力回復

本作は回避が楽しいゲームです。

なんと、攻撃の直前に回避をすることで魔力を得ることが出来ます。

本作の魔力とは、RPG的にはMPと同義で、魔法を打つのに消費します。

だから魔力回収がものをいいますね。RPGでMP自動回復がやたら強いのと同じです。

また、魔力回収にはもう二つ方法があります。

それが杖で殴ることと魔力吸収陣です。

杖で殴打と魔力吸収陣

まず杖で殴るですが、これがなかなか馬鹿にならず、接近戦を強いられる場面ではダメージソース&魔力回収が可能となります。

また、魔力吸収陣ですが、所謂パリィなのでリスクがあります。

私は最後まで使いませんでしたね。回避で大体事足りました。

この3通りの回収手段で常に魔力を枯渇せずに詠唱し続けることが、ボス撃破に繋がるといえるでしょう。

 グラフィック 3.5

ノベタの表情が豊かですね。アニメチックでも違和感がない。

上に載せた動画にあるように、ノベタが目覚めたときに辺りをキョロキョロするシーンからでも、モーションにも力を入れていることが窺えます。

FF7RやDetroit: Become Human(デトロイトビカムヒューマン)といったリアル調の3Dモデリングはともかく、アトリエやペルソナ5などのアニメイラストの3Dモデリングって、イラストとのギャップを感じるんですよね。

本作ではそれをあまり感じませんでした。

 音楽     3.0

音関係ということで、SEや環境音について述べますが、違和感なく調和しています。

敵のマシンガンのような魔法弾のSEも、あーこんな音してそうだなと感じましたし、熔岩のステージでは熱気を孕んだ音がそこら中から聞こえてました。

また、中ボス戦もありますが、道のりの途中でBGMが消えるんですよね。

曲がり角で急に消えるBGM。

暖かな日差しにいた小鳥たちの歌声も、もう聴こえなくなった。

かといって無音ではなく、奥から古臭い空気が流れる音を感じる。

コツコツコツと階段を下りるノベタの足音がやけに響いた。

そして冷たく停滞した空間の中で、少女は『ヤツ』と対面する------

文章で書くとクサイですが、こういったことが当たり前のように出来ているんですよね。

 まとめ    3.0

最後に良かった点と悪かった点、こんな人におススメを紹介します。

良かった点

・魅力的なキャラクター

・高品質なSE

悪かった点

・難易度が高く、人によっては最低難易度でもクリアできない可能性あり

・まだ未完成(期待の裏返しともなるが)

こんな人におすすめ!

・ソウルライクなゲームをしたい

・可愛いキャラクターを動かしたい

・インディーズ特有の「掘り出し物」を遊びたい

グラフィック、BGM、ストーリー、キャラクター、そしてゲームデザイン。

すでに高いレベルで纏まっています。更新が待ち遠しいですね。これが1000円ですか。

最後にクリア時のステータスをお見せして終わります。

  • 生命力 :Lv28
  • 魔力  :Lv25
  • スタミナ:Lv19
  • 筋力  :Lv17
  • 精神  :Lv29
  • 器用  :Lv13

炎魔法のチャージショットが、最終戦では1000ダメージ超えてました(笑)。

リンク

タイトルとURLをコピーしました